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3月20日は上野動物園開園記念日

3月20日は上野動物園開園記念日です。明治15年に開園した上野動物園にまつわる記念日。パンダで有名な上野動物園ですが、その歴史を振り返ってみたいと思います。

上野動物園とは

images3月20日は上野動物園開園記念日です。

上野動物園は、明治15年(1882年)に農商務省所管の博物館付属施設として開園した日本で最初の動物園です。2022年3月20日には開園140周年を迎えました。

開園当初は農商務省所管の博物館付属施設でしたが、1886年(明治19年)に宮内省所管になり、1924年(大正13年)には皇太子殿下(昭和天皇)のご成婚を記念して、上野公園とともに動物園は東京に下賜されました。

これにより「上野恩賜公園動物園」と呼ばれるようになり、1947年(昭和22年)に名称が「東京都恩賜上野動物園」になりました。現在は指定管理者制度により公益財団法人・東京動物園協会が管理しています。

パンダで有名な上野動物園

imagesこれまで上野動物園は「生きた博物館」として世界各地から集まった様々な動物を展示してきました。

また、都立動物園でありながら、日本を代表する動物園としても機能しており、1972年(昭和47年)には、日中国交回復を記念しジャイアントパンダの「カンカン」「ランラン」が来園し、大変なにぎわい見せた日の印象が強く残っている方も多いのではないでしょうか。

現在、上野動物園には「リーリー」「シンシン」上野動物園生まれの「シャオシャオ」と「レイレイ」 4頭のパンダが暮らしており、多くの人を魅了しています。

見るだけではなく学ぶための場所

images上野動物園は、日本の動物園のパイオニアとして広く知られています。開園当初は、西洋の文化と知識を紹介する場としての役割を果たすことを目指していました。そのため、モダンな施設や多種多様な動物を展示することで、大変な人気を博しました。

現在でも、上野動物園は日本の代表的な動物園として、国内外から多くの人々を魅了しています。

上野動物園はただの「見る場所」ではありません。「学ぶ場所」としての役割も果たしているのです。一般の来園者だけでなく、学校や研究機関などの教育機関とも連携し、動物の飼育・保護・繁殖などに関する研究を行っています。この取り組みにより、上野動物園は日本の生物学的多様性を守るための重要な拠点となっています。

さいごに

images現在、環境問題や野生動物の保護の重要性が世界中で叫ばれています。上野動物園も、これらの課題に対して積極的に取り組んでいるようです。例えば、野生動物の保護・復元への貢献や持続可能な展示方法の模索など、様々な取り組みが行われています。

さらに、上野動物園は技術の発展とともに新たな可能性を追求しています。YouTubeで動物たちの日常を配信することや、オンラインでの生中継など、遠くにいる人々にも上野動物園の魅力を伝える試みも行われています。

3月20日は開園日を記念し、入園料が無料になるそうです。ぜひ訪れてみては如何でしょうか。

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