歯科のお仕事 情報サイト

歯科衛生士の皆さんに役立つ情報をお届します。

3月17日はセント・パトリックス・デー

3月17日はセント・パトリックス・デー。日本ではあまりなじみのない記念日ですが、海外、特にアイルランドでは1200年以上にわたって祝われているお祭りです。今日はそんなセント・パトリックス・デーをご紹介します。

セント・パトリックス・デーとは?

images3月17日はセント・パトリックス・デー(Saint Patrick’s Day)です。緑色の衣装でパレードをしたり、緑色のビールを飲んだり川を緑色に染めたりと、街中が緑色に染まります。

由来となっているのは、アイルランドにキリスト教を広めた聖人、聖パトリックの命日です。3月17日はカトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。アイルランドでは1200年以上にわたって祝われており、アメリカでも250年以上の歴史があります。日本では1992年に初めて「セントパトリックスデーパレード東京」が行われました。

アイルランド文化の象徴

imagesセント・パトリックス・デーは、アイルランドの伝統的な祝祭であり、その歴史や意味には深い背景があります。

セント・パトリックス・デーは古くから祝日となっており静かに祝う日でしたが、1996年にはアイルランド政府主体で盛大にパレードやフェスティバルが開催されるようになり、現在では世界各地でも行われ、日本でもアイルランドとの友好のために20年以上前から開催されています。

セント・パトリックス・デーの起源

imagesセント・パトリックス・デーは、アイルランドの守護聖人である聖パトリックを記念する祝祭です。

聖パトリックは、5世紀にアイルランドのキリスト教化に貢献したとされ、アイルランドの人々からは敬愛されています。3月17日は聖パトリックの命日であり、彼の終生にわたる使命に敬意を表する日とされています。聖パトリックはアイルランドに365の教会を立て、「アイルランドの使徒」とも呼ばれる聖人です。賛美歌の作曲もする才能の持ち主でした。

セント・パトリックス・デーは、アイルランドの国旗である緑、白、オレンジの色を象徴する日として知られています。緑はアイルランドの美しい自然を表し、白は聖パトリックの純潔を、オレンジはアイルランドのプロテスタント住民を表しています。

パレードや祭りを中心に、アイルランドではセント・パトリックス・デーが盛大に祝われます。ダブリンでは世界最大規模のセントパトリックデーパレードが行われ、数十万人の観光客を魅了します。また、アイリッシュパブでは伝統的な音楽やダンスを楽しむことができ、アイルランド文化に触れる絶好の機会となっています。

さいごに

images聖パトリックデーでは、シャムロック(Shamrock)と呼ばれる三つ葉のクローバーのモチーフが多く使用されます。聖パトリックが三位一体について説く際、手に三つ葉を持っていたと伝えられているためです。シャムロックはアイルランドの国花でもあります。

セント・パトリックス・デーは、アイルランド人やアイルランド系の人々だけでなく、世界中の人々に広く愛されています。セント・パトリックス・デーはアイルランド文化の象徴であり、多くの人々にアイルランドの音楽や踊り、伝統衣装など、独自の文化が親しまれています。セント・パトリックス・デーは、その文化を存分に楽しめるチャンスとして捉えられているのです。

また、セント・パトリックス・デーは普遍的な価値やメッセージを伝えることもあります。聖パトリックはアイルランドの人々にキリスト教の教えを広めた偉大な使命を果たしました。この祝祭は、彼の勇気や信念、努力を称えるものとして、人々に感銘を与えています。

関連する記事

人気の記事